「cybex」サイベックス
基本は大人のファッション中心のセレクトショップですが、顧客様の年齢や生活スタイルをみてSTARTしたスタイリッシュな育児用品。
子供専門店以外のセレクトショップとしてあまり例がないセレクトだけに迷いはありましたが、結果多くの方に喜んでいただいて嬉しく思います。
リクエストをいただいているので、ドイツ生まれのサイベックスの象徴である「ベビーカー」の紹介です。
NEW MIOS
2019年に全てのパーツが一新され、よりハイエンドな空気に生まれ変わった新しい「ミオス」
発売から2年かけてのマイナーチェンジを機に、今回追加された新色「ローズゴールド」のフレームは素敵ですね。
単調な色が多いストローラー市場で、こんな素敵な色彩はサイベックスならでは。
ある意味、過酷ともいえる出産後の育児において、テンションが上がるアイテムを使うことがママ達を支える励みになっているのだとか。
国内メーカーはどうしても「乳母車」をイメージさせるデザイン性ですが、ミオスは実にスタイリッシュ。
国際的なデザイナーやエンジニア、各部門の専門家たちによって構成されたデザインチームによって製作されています。
このミオスのデザインストーリーとして、歴史的な建築・工業デザイナーである「イームズ夫妻」へのオマージュを掲げました。
「もし彼らが今日生きていたら、どうベビーカーを設計する?」
高い審美的で機能的な基準をベビーカーに投影することによって、イームズのシンプルな美しさをインスパイアした作品が誕生
なので、フレームは建築の分野で使われる「X-ブレイシング」構造を採用しています。
最小限のマテリアルで最大限の安定性を実現。
他のベビーカーをゆすってみると、フニャフニャで安定感がないことがわかります。
とにかく軽量化ばかり求めた結果フレーム剛性が弱く、それを補うためにタイヤは「2輪×4」となり、走行時のブレや振動、段差でひっかかることに繋がっています。
新生児では大丈夫ですが、お子様が成長して体重が増えてきたとき、軽く弱いフレームで重いものを移動するとどうなるかはイメージしやすいと思います。
国内メーカーはチャイルドシートでもそうですが、出産前にイメージしやすい「新生児」の姿をフィーチャーする傾向にありますが、お出かけはある程度の月齢を過ぎた頃から本格的になるはずです。
ミオスは生後1ヶ月から4歳頃(~22Kg)までこれ1台で活躍します。
※自立収納
ミオスの重量は約9Kgちょい。
ヨーロッパでのメイン用としてはもの足りないスペックですが、決して軽くはありません。
毎日バスに乗る方やエレベーターがないマンションの上階へ運ぶシーンが多い方は大変なので当店ではオススメしていません。
なかなか女性だと日頃から10Kg近いものを持つ行為がないだけに、確かに重さは気になりますが、こればかりは「慣れ」ですね。
1年もすれば、子供は10Kgです。
車への乗せ降ろしは、ほんの数秒。
それよりも、押している長い時間が快適で軽いのが良いと考える方に選ばれています。
走行途中で切り替えることはあまりないでしょうが、対面/背面はメモリーボタン付きのアダプターなので、片手で簡単に切り替えられます。
小さいときは赤ちゃんの顔をみながらお互い安心。
大きくなってきたら外の景色を見せてあげて。
大きくみえてもシート幅はわずか50cm。
日本の電車や新幹線の改札に対応していますので旅行やお出かけはスムーズです。
そして、ご覧のようにシートとレッグレストが総メッシュ仕様!
日本の蒸し暑い夏でも快適。
シート高も50cmのハイシートなので地熱や埃から守ってくれます。
シングルタイヤはパンクレスで、4輪ともサスペンション+ベアリング構造。
初めて気づく思いのほかデコボコしている路面でも振動が伝わらず安心で、押していて非常にスムーズ。
小回りもかなり効くので混雑しているレジャー場所でもスイスイです。
こんなにもシンプルなのに、たくさんの機能。
その他は
・ハンドルの角度が変えられるので、ママからパパまで身長に合わせて調整が可能
・真ん中1箇所だけでロックするフットブレーキなので瞬間的にロック
・容量たっぷりのショッピングバスケット
・改良された紫外線防止のXXLサイズのサンキャノピー(幌)
・キャノピーにはメッシュのウインドウ付きなので、背面時でも子供の様子が確認できます
・新生児用のフラットポジションから4段階のリクライニング
・国内メーカーと違い、片手レバーでリクライニング調整するので簡単、子供がシートにもたれた状態でも軽い
・質感が高い脱着式のバンパーバー
・3段階のレッグレスト
などなど・・・。
説明しきれないほど多彩で、どれも実用的なものばかり。
ローズゴールド/ブラックとクローム/グレーの2台を展示していますので、ぜひ店頭で実車に触れながら説明させてください。
また、外での試乗が可能ですので、点字ブロックや横断歩道の段差などを実際に確認していただけるとミオスの凄さをより感じていただけると思います。
(歩行者等にご注意ください)
もちろん、車に積んで大きさの確認もどうぞ。
父親が育児に参加することが当然と考えるヨーロッパ。
日本でも「イクメン」の姿をよく見かけるようになりました。
女性目線だけで作られたベビーカーでなく、思わずパパも育児したくなるストローラー
家族全員で育児を楽しんでください。