快適であり、もっとも安全であるサイベックスのチャイルドシート
小さなお子様の専用席だけに、ミルクやジュースを吐いたりこぼしたり、ときにはお菓子をばら撒き、靴のまま踏んづけるもんだから味?が出てくるのはあたり前。
汚れが目立ってきたら衛生的にカバーを洗ってみましょう。
取説にクリーニングについての記載がありますが、ずいぶんと簡易的に書かれているので実際にカバーを脱着してみます。
なんとなく大変そうだし、要領がわからない作業だと、汚れててもそのままにしちゃいそうですので。

SIRONA Z
本体とベース(土台)が分離するモデルですが、一体型のシローナ「S」もありますので、車に乗せたままを想定して作業を行います。
シローナSではカバーが使われている部分が少し異なりますが、参考にしてみてください。
後日、Sやジュニアシートのリクエストがありましたら追記します。

まずは取り扱い説明書に目を通すのは基本です。
要約すると、「色々外して取りつけは逆の手順でやってね♪」
・・・よくわからないので、まずは簡単そうなベルトカバーから。

ここは赤さんがハムハムするので特に汚れが目立つパーツです。
抱っこ紐のよだれカバーをつけておいても良いかも。
スナップボタンを外して肩パットを抜こうとするとき、奥のフックが見つけにくく取れない場合は潔く次に行きましょう。

ヘッドレストを一番上まで引き上げてから、後ろのボタンを外して

ズルっと剥く感じ。

肩パッドのフックが見えました。
これをスライドしてフックから取ると、ヘッドレストとベルトパッドが外れました。

お次は、シートのリクライニングやベルト調整のある下側を剥きます。

端からゆっくり外していくと、結構すんなり取れるはずです。
それほど固くはありません。
ベルトロック金具も抜いて

Zは背面ボディもファブリックですので、ファスナーを開けて

サイドプロテクション周りは、生地を引っ張りながら端からちょっとづつがコツ。
そうすると、Tシャツを脱ぐように

ペロン!
全部、取れました。
チャイルドシートを車に付けたままですので、シートを前向き・後ろ向きに回転しながら、作業しやすい位置で行ってください。
狭いときは、座席からアイソフィックスのロックを解除してチャイルドシート自体ずらしてみてはいかがでしょうか?

意外と少ないパーツ数。
本体・ヘッドレスト・ベルトのパッド
生後3ヶ月頃まで使う「新生児インレイ」は別となります。

洗濯機弱流OKの表示ですが、シートを洗うときはあきらかに汚れが目立っている時だと思うので、手洗い推奨です。
オシャレ着洗い用の中性洗剤を使って優しく手洗い。
ガンコな汚れの場合は、水温を上げると洗浄力が強まりますが、それよりもつけ置きが安心です。
カバーはチャイルドシートにぴったり装着されているので、なさそうですが万が一の「縮み」が怖いかも。
短めの脱水時間で「風通しの良いところで陰干し」でお願いします。

お人形がリアル顔なU.S.A.ベイビーしかなくて困っていましたが、京都の人形屋さんに製作してもらった赤ちゃんモデル。
身長50cm 体重3000g
頭の重さや首のすわっていないところがそっくりです
コロナで育児技術指導など病院でやっていないので、当店でゲップの出し方やエアー沐浴など練習してみてください。

洗濯後、乾いたら取り付けです。
外すより、つける方が少しだけ面倒。

サイドパネルは、まずカバー片側を奥に通して反対側まで生地を引っ張ります。
この画像だと、左から装着して右への手順がラク。

シートベルトのロック部の裏側には

透明なプラスチック板が本体側にありますので、カバーの差す場所に注意してください

手間な部分は、こういった狭い隙間へカバーをハメるとき。
「百均」でプラスチックのヘラが売っているのでそれを利用してもOKですが、どうしてもない場合は

もう使わなくなったプラスチック製のポイントカードがちょうどいい厚さでした。
適度に曲がるし力が入る。
ハサミや尖った工具は生地が傷むのでNGです。
ボディ本体のカバーが装着できたら

次に肩パッドカバーを装着して、ヘッドレストへ。
説明書通りでも出来ますが、外すのは
ヘッドレスト⇒ベルトカバー⇒本体の順がいいかも。
取りつけは
本体⇒ベルトカバー⇒ヘッドレストですね。

取りまわしに気をつけながら、ボタンをパチンとして完成です!

スッキリ生まれ変わりました!
これで気分よくお出かけを楽しんでくださいね。
結論:「色々外して取りつけは逆の手順でやるだけ」
どうしても上手くいかない時は、ドシドシご相談ください!